【東京五輪2020特集】ロードレース種目おすすめ観戦スポットまとめ

オリンピックにも自転車競技がいくつか存在する。中でも266kmを1日で走破するロードレース(ロードバイク)種目については、距離が長く、富士山麓お遠方であるため、コース上の一体どこで観戦すればいいかわからない人も多いだろう。RbJ編集部ではオリンピックのロードレース種目の全ルートを実際に取材し、オリンピック観戦におすすめの場所を探してみた。一生に一度あるかないかの、日本でのオリンピックロードレース。観戦の計画を立てる際の参考にしてもらえれば幸いだ。

【丹沢・ヤビツ】山伏峠

国道413号「道志みちクライム」の終着点であり、富士山エリアの始まりでもある山伏峠「海抜1110m」。休日は多くのローディが往来している。もし神奈川県側からここを目指して走るなら、長距離の山間部を長時間走らなければならいため、しっかりと準備をしなければならない。峠まで来てしまえば、戻る方法は限られている。来た道を戻るか、山中湖側「富士山駅」への18.5kmを下るか、三国峠(距離2.7km/斜度6.7%)を超えて御殿場方面(駿河小山駅)まで21kmの道のりを行くしかない。

【丹沢・ヤビツ】ヤビツ峠(761m)

丹沢山系内で唯一の南北を繋ぐ(秦野〜宮ヶ瀬)通行可能な道(県道70号秦野清川線)にある峠。特に、秦野方面の峠道は「表ヤビツ」としてヒルクライムの練習場として人気で、土日は常にロードバイクが絶えない。40分がひとつの基準タイムとするのが一般的。ただ、峠道は道幅が狭く、近隣住民の生活道でもあるにもかかわらず連日多くのローディが訪れるため、危険が絶えないと自治体でも問題として取り上げられているほど。クライムの際には普段以上のマナーと気遣いを持って走ってほしい。ブラインドカーブも多く、ダウンヒルなどは厳禁だ。

【丹沢・ヤビツ】ZEBRA Coffee & Croissant 津久井本店

ヤビツ峠や道志みちを走るローディにとって御用達のカフェ。いつ訪れても、数人のローディたちがカフェタイムを楽しんでいる。人気の理由はいくつかあり、道志みちに近い立地、店内に自転車を持ち込めるウェルカムさ、そしてやはり「工場を改装したオシャレな雰囲気」だろう。店舗の頭文字「Z」をあしらった大きなエントランスドア。元は工場だったため天井は高く、温かなオークの床材にむきだしの無骨な鉄骨構造。調度された実物大に近い馬の像や、真空管アンプとアンティークレコードが彩り、懐かしくも新しい空間を作り出している。もしネックをあげるとするなら、あまりに居心地が良すぎて、はやく走り出さなければならないのに思わず長居してしまうところだ。

【丹沢・ヤビツ】ルート03「道志みちクライム」

首都圏でのロングヒルクライムといえば「道志みち」だ。道志みちへ向かうならJR横浜線「橋本駅」かJR中央本線「高尾駅」が最寄りだが、どちらも海抜150m前後。そこからゴールの山伏峠(1110m)までを50kmほどかけて徐々に登るため、平均斜度で言えば大したことはない。しかし道志みちは非常にアップダウンがいくつもあり、その獲得標高は1300mを超える。50kmという距離を考えれば、その体感はもっと高くなるだろう。中継ポイントとしては、ルート序盤の津久井湖にある「ZEBRA津久井本店」と、後半の「道の駅 どうし」が有名。また、道志みちはかなりの山間部を走ることなるため、場所によっては最寄り駅まで30km以上になることも。道志みち途中でのトラブルはかなりの出費につながる可能性もあるので準備は入念に行った方が良いだろう。

【丹沢山系】道の駅 どうし

相模原から山中湖へ向かう「道志みち」の途中にある道の駅。相模原側から見ておおよそ2/3ほどの地点にある。都内から山中湖へ向かう際にはかなり重宝する位置にあるため、多くのローディがこの場所を目的地、もしくは中継地として活用している。付近にキャンプ場などもあり、レジャーと合わせたロードバイク旅も楽しめる。なお、道志みちクライムの場合は、この道の駅を過ぎてからが本当の正念場だ。