エリアガイド

富士山

名峰「富士」。標高3,776mの日本一のその山は、ロードバイク旅においても最も魅力的な場所のひとつだ。毎年初夏に行われる『Mt.富士ヒルクライム』のコース「富士スバルライン」をはじめ、「ふじあざみライン」「富士スカイライン」と名だたる坂がクライマーたちを魅了し、周囲に有する5つの湖や高原地の草原が作り出す雄大な風景が、全てのローディを楽しませてくれる。まさに理想の「ロードバイク旅」を叶えるにふさわしい、編集部イチオシのエリアだ。漫画「弱虫ペダル」に登場するインターハイのコース、及びゴール地でもある。

eyecatch_07-08
  1. 推奨コース
  2. おすすめスポット
  3. 店舗レコメンド
  4. ▼ジャーニーマップでエリアを散策▼

富士山エリアはその雄大な自然が、実に魅力的なロードバイク旅を叶えてくれる場所だ。しかし同時に、その過酷な自然環境は容赦無くローディに対して襲いかかってくる。そのため、しっかりとした下調べと準備が必要なエリアでもある。

ロードバイクで「富士山に登る」とは

ロードバイクで「富士山を登る」という場合、当然、富士山登頂を指すのではなく「五合目まで」を指す。そして富士山には複数の”五合目”があるが、クライムをする場合、ほとんどは「富士スカイライン五合目(吉田口)」「須走口五合目」「富士宮口五合目」の3つに絞られるだろう。それぞれ、山頂から見て北・東・南位置し、標高は2300m、2000m、2400m、と若干の差異がある。
またスタート地点にもよるが、それぞれの獲得標高や平均斜度も大きく異なってくる。詳細は、下にそれぞれの主だったルートを作成しているので参考にしてほしい。

服装について

富士山は非常に寒い。夏の五合目であっても、10℃以下になることも度々。それもそのはず、先に記載した通り、クライムポイントはいずれも標高2000mを超える。標高100m登る毎に気温は約0.65℃下がるので、平地の気温予報を参考に、服装も準備していった方だ良いだろう。経験則では、7月でも、半袖+ウィンドブレーカーのみでは、登りはよくとも、ダウンヒルの際に凍えてブレーキが握れなくなる。ジャージまで携帯するのが憚れる人は、せめて長袖のベースメントを一枚用意すると良い。

過酷な環境を覚悟しておいた方が良い

下記のコース詳細を見ればすぐにわかるが、富士クライムを行おうとしようとすれば、長くて47km、短くても22kmもある。しかもそのほぼ全行程が”登り”だ。ある程度ヒルクライムの経験者であればこれがどの程度の辛さかはすぐにわかるだろう。しかもここは富士山だ、通常の山よりも広大で、休憩できるポイントなども少ない。トイレや補給のポイントは、むしろないと考えておいた方が良いだろう。例えば、ほとんどの五合目ではトイレは有料だ。編集部が富士スバルラインクライムをした際に驚いたのが、水を使わない「泡トイレ(バイトトイレ)」。高地では水は非常に貴重なのだ。
ともあれ、厳しい気候や、文明から途絶された環境だからこそ「ロードバイク旅」をひときわ魅力的にしてくれるのも事実だ。編集部でも、自走でふじあざみラインのクライム経験はなく、全体的にもエリアが広大すぎて全てを把握できていないのが正直なところ。これから、どしどしこの魅力溢れる広大なエリアの魅力を掘り下げていきたい。

旅ログ記事

おすすめルート一覧

おすすめスポット一覧

おすすめショップ一覧

ロードバイク旅 おすすめエリア情報Journey Area Guide

ロードバイクで旅をするならここ!各エリアのおすすめコースを中心に、その土地ならではの名坂や景勝地などのスポット、おすすめのグルメなどを紹介。

箱根

言わずと知れた観光地「箱根」はロードバイク旅にとっても非常に魅力的なエリア。温泉や、湯葉などのご当地グルメなどの観光はもちろん、小田原方面、湯三宿方面、湯河原方面、御殿場方面の四方から様々な峠アタックが可能。それぞれに異なる表情を見せてくれるため、標高は低くともクライムエリアとしても評価が高い。「エヴァンゲリオン」のファンにとっては聖地(巡礼地)でもある。

日光

日光はまさに名所の密集地だ。鬼怒川温泉をはじめ、世界遺産「日光東照宮」、落差97mの大瀑布「華厳の滝」、戦前から残る歴史ある「金谷ホテル」、ロードバイク目線でも、かの有名な「いろは坂」、男体山の麓「中禅寺湖」、戦場ヶ原の2kmにも及ぶ平坦直線、女峰山の「霧降高原道路」など枚挙に暇がない。どんなロードバイク旅の期待にも答えてくれるであろう全国屈指のロードバイクエリアだ。

軽井沢

皇室御用達の閑静な避暑地「軽井沢」。標高2,568mを誇る活火山「浅間山」を中心とした雄大な自然を堪能することができる。おしゃれな別荘、温泉、ご当地の食事、そして山々と風景。おそらく自転車旅行に求めたいすべてがあるといっても過言ではない。都内から直接アタックするもよし。軽井沢まで新幹線で輪行し、軽井沢の美しい林道を散策するもよし、浅間山を回るもよし。多彩なロードバイク旅が楽しめるのが魅力的だ。自転車旅初心者の人にとっても、手軽に雄大な自然を感じられるため、ファーストチョイスにもってこいなこの場所を紹介したい。

丹沢・ヤビツ

サイクリストの中でもとりわけレース思考やクライム思考のローディに重宝されているこのヤビツ峠。秦野市と相模原市を南北で繋ぐこの峠(神奈川県道70号秦野清川線)は、海抜761mではあるが、平地からの距離が短く最大斜度は10%とそれなりの急勾配。関東圏では、麓の名古木(ながぬき)交差点の「セブン-イレブン秦野河原町店」から頂上までのタイムが登坂力の基準となることも多い。山頂には売店もありヒルクライムコースとしては魅力の高いコースだ。ただ、秦野市ー相模原市を最短でつなぐ車道であるため、道幅が狭いわりに車の交通量が非常に多いため、走行時には最新の注意が必要だ(2017年末時点では秦野市で問題として取り上げられる程、サイクリストの通行が問題になっている)。特にヤビツ峠でのダウンヒルライドは厳禁だ。

奥多摩

国道の中では都内一の標高を誇る「風張峠」を有する奥多摩エリア(ここでは武蔵五日市駅〜三頭山周辺〜奥多摩町全域としている)。中距離でゆったりと豊かな参観風景を楽しむヒルクライムから、獲得標高2000mを超える本格ライドまで多彩に楽しめる。武蔵五日市駅から伸びる奥多摩周遊道路は、「東京ヒルクライムHINOHARAステージ」のコースでもあり、レース思考のローディにも人気のエリア。

三浦半島

全周約80km(鎌倉〜金沢八景〜横須賀を経由)という、長くもなく短くもないちょうど良い距離感や、都心からのアクセスもしやすい三浦半島エリア。この半島は平坦も山もアップダウンもある起伏に富んだ土地で、コースどりも様々に構成しやすいためトレーニングの場としてローディに非常に人気だ。もちろん、地産地消の海の幸&山の幸も豊富で、半島のいたるところで自然の恵み溢れる料理を楽しむことができる。

ロードバイク旅おすすめエリアガイド

ロードバイク乗りにとって魅力的な施設・食べ物・景色などを、エリアごとに『Road bike Journey編集部』が厳選する、エリア情報企画《Journey Area Guide》。各エリアのおすすめルートを中心に、その土地ならではの名坂や景勝地などのスポット、おすすめのグルメなどを紹介する。情報は順次追加していくので、ライドプランを立てる際にぜひ活用して欲しい。